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家庭を顧みない父に贈る娘からの父の日メッセージまとめ

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仕事で毎日忙しいお父さんたち。しかし、「仕事が忙しい」ということを言い訳にして、家庭のことはノータッチ、全部お母さん任せ、なんてことになっていないでしょうか。

「子どもと家庭のことは母親に任せておけば大丈夫、だって俺は仕事して家族を養ってるんだから。」そんな感じを言葉には出していなくても態度に出しているとムカつきますよね。子供の教育にもよくありません。この機会にお母さんは娘と結託して、父の日のメッセージを使って愛の制裁を加えましょう!

家庭を顧みないとはいえ父親。娘からのメッセージには敏感なはずです。父の日のメッセージを使って「もしかしてうちの家庭は崩壊しつつあるのではないか」という危機感を与えましょう。きっと自主的に家庭に関与してくれる良いパパになってくれるでしょう。

心配度1:メッセージの文面が全部ひらがな

「おとうさん、いつもおしごとおつかれさま。たまにはいえにはやくかえってきて、ゆっくりおはなししましょう。おとうさんだいすきです。」

ひらがなには柔らかい雰囲気を出し、かわいらしい印象を与えることができます。しかし場合によっては有無を言わさぬ迫力を出すことがあります。

「たまにはいえにはやくかえってきて、ゆっくりおはなししましょう。」という微笑ましい文面も、いい年した娘が送ってきたとあればただのホラーです。20歳以上の娘さんが使うと効果的でしょう。娘さんの方が健気にお父さんとコミニュケーションを取ろうとするタイプであれば、娘さんの闇を垣間見せるには有効です。

また、娘さんのキャラクターによっては「うちの娘は漢字も使えないのか……!」と別の意味でお父さんを戦慄させることができるでしょう。改心すれば教育熱心なお父さんになってくれるかもしれません。

心配度2:小悪魔感を出してくる

「お父さん、父の日おめでとう。あんまり帰ってきてくれないから寂しいな……かまってくれないなら別の人のとこに行っちゃうよ?はぁ。好き。」

父親に対して小悪魔感を出してみましょう。もしかしたら嬉しく思ってくれるお父さんもいるかもしれません(それはそれで心配ですが)。しかし普通のお父さんなら、娘が男心をくすぐるやり方を心得ていることに不安を抱くことのほうが多いでしょう。色んな意味で優しくしてくれるようになるかもしれませんね。

娘さんの年齢としては若ければ若いほどお父さんの不安を煽る可能性が高いと思われます。10〜18歳ぐらいの年齢が適しているのではないでしょうか。お父さんと中が悪いわけではないけどほとんど会えない、という親子関係だとさらに効果的です。

心配度3:知らない間に娘が成長していた感を出す

「父上…感謝いたします…このような人生をあたえてくださったことを… 女でありながらこれほどにも広い世界を…人間として生きる道を…ぬめぬめとした人間のおろかしさの中でもがき生きることを……」(引用:ベルサイユのばら)

これはかの名作少女漫画「べルサイユのばら」の、主人公のオスカルから父親であるジャルジェ将軍に向けての言葉です。オスカルは女でありながら男の名前をつけられ、男のように育てられてきました。彼女ならではの重みのある言葉になっています。

一般人が使うと「父が知らない間に娘に何があったのか」と心配させること間違いなしですね。「ぬめぬめとした人間のおろかしさ」なんてある程度の経験した熟女じゃないと書けません。適度な心配を与え、娘が知らない間に経験を積んで成長してしまったことを実感させられる一石二鳥なメッセージです。

娘さんの年齢としては15〜18歳くらいでしょうか。普段からあまり会話もないような親子関係だと、よりお父さんの不安な妄想をかきたてるでしょう。

心配度4:業界に染まってしまった感を出す

「お父さん、今まで育ててくれてありがとう。私もついに社会人です。今度私がおごるのでザギンでマイウーなシースーでも食べに行きましょう。」

お父さんとしては娘が業界用語を使っているのを聞くのはかなり嫌なのではないでしょうか。娘がめでたく社会人になったとしても、周りに派手な柄のシャツを着た脂ぎった感じのおじさんたちがうろうろしてそうでなんか嫌です。

娘さんの年齢としては20歳〜24歳程度で、就職したてであまり時間も経っていない方がいいでしょう。普段から明るくてノリもいい娘さんだと、「こいつ染まっちまったな」という説得力が出ていいかもしれません。

心配度5:カイジにハマっている感を出す

「いつも夜遅くまで帰ってこないお父さん……。きっと……仕事大変なんだろうなと思います……。大変な思いをして、働いて……私を育ててくれて……感謝……っ圧倒的感謝っ……!」

自分の娘がカイジにハマっているとあってはお父さんも心配せざるを得ません。都会で自堕落な生活を送っている青年が借金を背負わされるハメになり、変な船に乗って借金返済のために命を賭けた賭博を行うという話なのですから。もしかするとカイジではなくギャンブルにハマっており、娘は耳を無くしたり鉄板の上で焼き土下座させられてるんじゃないかなんてところまで想像させたらしめたものです。

カイジ感を出すポイントとしては「……」と「圧倒的」という言葉を使用することでしょうか。「……」の多用により不安感をあおることに成功していますね。

娘さんの年齢としては25歳以上、ある程度酸いも甘いも経験した大人の女性だといいですね。お父さんがギャンブル、もしくは漫画好きだとより効果的かもしれません!

心配度6:何らかの宗教に傾倒している感を出す

「お父さん父の日おめでとう。こうやって私たちが父の日を祝うことができるのも全てガネーシャ・サクリパータラー様のおかげです。私たちは宇宙の一部、始まりであり終わり、αでありΩなのです。この真理を会得してから私は全ての悩みが消えました。お父さん次の休みの日にはぜひ一緒に会合に参加しましょう。」

自分が放っておいたせいで娘は宗教に救いを求め始めている、となったら心配しない父親はいないでしょう。全く聞いたことのない神様(導師)の名前を出して新興宗教感を出しましょう。

ポイントとしては文末でお父さんを会合に誘っていることでしょうか。自分にも害が及ぶ可能性があると思わせておくと効果抜群です!

やり過ぎるとお父さんが家庭から解脱してしまう危険性があります。

娘さんの年齢としては25歳以上。普段から真面目かつ少し押しが強い感じだとリアリティが増すでしょう。

お父さんだって大変なんです

「家庭のことはお母さんに任せるよ……」が口癖の家庭を顧みないお父さんには、それ相応の対応が必要です!素敵なお父さんになってくれるといいですね。

ただし、1つだけ心に留めておいてほしいのは、お父さんだって大変なんだということ。お父さんにとって家庭とは癒しの場所なのです。自分の妻がいて子どもがいて毎日元気に暮らしている、それで充分なんです。やりすぎてお父さんを疲れさせないようにしてくださいね。

(image by amanaimages1 2 3 4 5)
(image by 写真AC)
(image by ぱくたそ)
(ライター:ホリリンコ)


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